
TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH
リサーチに基づいて、都市を「写真」で記録/表現/アーカイブする実験的プラットフォームとして、制作を展開してきたTOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH。
これまでは東京を主な対象としてきたが、今回は、コミッションワークとして小山泰介、築山礁太、河原孝典、3名の写真家が宇和島をリサーチする「UWAJIMA PHOTOGRAPHIC RESEARCH」を敢行。
きさいやロード、宇和島城、道の駅きさいや広場、闘牛場、和霊神社、遊子の段畑や細木運河、九島、市内のいくつかのスーパーマーケットや古本屋、鮮魚店、木屋旅館周辺などを歩き、図書館に所蔵されている過去の写真や地図なども参照しながら、作品を制作する。
profile
TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCHは、写真家・小山泰介を中心に、広く写真表現に携わるアーティストや研究者からなるアーティスト・コレクティブ。
「都市の多角的なリサーチ」や「現代写真の実践的な探求」などをミッションとして、未だ見ぬ都市と社会と人々の姿を可視化し、見出されたヴィジョンを未来へ受け継ぐことを目的とした活動をおこなっている。
これまで、アートプロジェクトや展覧会、フィールドリサーチやコミッションワーク、各国大使館や国内外の美術大学との共同プログラムなど、6年間で60件を超えるプロジェクトを約70名/組のアーティストらとともに実施。
近年のプロジェクトに『YURAKUCHO ART SIGHT PROJECT Vol.05』(YURAKUCHO PARK、東京、2025)、『New Anxieties』展(N/A & FF Seoul、ソウル、2025)、スイス・日本国交樹立160周年記念 写真展『SUPER NATURAL!』(YAU CENTER、東京、2024)など。
https://tokyophotographicresearch.jp/