宇和島フォトフェスティバル2025(UWAJIMA SIGHTS)
宇和島フォトフェスティバル2025(UWAJIMA SIGHTS)は、宇和島が持つ魅力を国内外に発信するアートフォトの祭典です。
国内外の優れた写真家たちのアート作品をパブリックアート化。
美しい自然と豊かな暮らし、独自の文化と歴史を紡いできた宇和島で、アートの力によって既成概念を覆すような新しい写真体験をお届けしたいと考えています。
2025年秋、宇和島でお会いしましょう。
- 開催期間
- 令和7年10月25日(土) ~ 令和7年11月24日(月)
- 開催場所
- 宇和島城、中心部の商店街ほか
シンボルマーク
宇和島城とその外周の区画は、周辺地域が時代とともに目まぐるしく変化し拡張される中で、街のシンボルとしてその存在感と形状を維持し続けています。不等辺五角形の形をした外周の区画は現代にも通ずるシンプルで力強い形状をしています。宇和島の古地図から抽出されたこの形を抽象化し、ロゴタイプのキービジュアルとしました。等角ではない形状は故郷の新たな成長の躍動感を表現し、カメラの絞り羽根にも見えるネガ反転する中央部のデザインは、変化し始める街の瞬間を捉える現代写真のフェスティバルであることを併せて明示しています。

Islands in Motion
動き出す故郷
入り組んだリアス式の海岸線と、島のように点在する小さな集落。
宇和島の風景は、まるで海に浮かぶ「動く島々」のように、ひとつひとつが独立しながらも、
見えない絆でつながっています。
UWAJIMA SIGHTS 2025では、「Islands in Motion|動き出す故郷」をテーマに、
そんな宇和島の地理的・文化的特性に焦点を当て、そこに暮らす人々の営みや視点の変化に光をあてます。
過疎化や高齢化、社会の分断が語られる現代において、この地には動きがあります。
移動、対話、記録、再生。
写真家たちが見つめるのは、静かな風景の中に潜む小さな変化、そして未来への兆しです。
かつては内に閉じていた場所が、いまゆっくりと外へと開かれていくーー
「動き出す故郷」は、そんな宇和島の現在形をとらえるための、新しい視点を提示します。